- 2022.11.29 新着情報
- 新たな治療法(PFC-FD療法 卵巣内注入)のご案内
再生医療の一つにPRP(多血小板血漿)療法という方法があります。
血小板の中には成長因子が多く含まれており、細胞の成長を促す物質や免疫に関わる物質が含まれています。
当院で導入している血小板由来因子濃縮物による治療法(PFC-FD療法)は患者さんご自身から採血した血液をセルソース株式会社へ輸送して血小板由来因子のみを抽出・濃縮して凍結乾燥した後にクリニックへ返送して使用できるシステムです。
これまで当院ではPFC-FDを子宮内注入に限定して行っておりましたが(詳しくはこちらを参照ください)、今回卵巣内注入も開始することにしました。早発卵巣不全、卵巣反応不良などの卵巣機能不全の症例に対して、卵胞形成や卵巣ホルモン環境を改善する可能性が報告されております。
対象となる患者様、費用やスケジュールなど詳しい方法に関しましてはクリニック来院時にお尋ねください。